運命

運命っていう、ドラマチックな事ってあるだろうか…。

息子が統合失調症になったのは、運命だった?

いやいや、私がもっとちゃんといいお母さんをやっていれば、子どもの心に寄り添っていたら、ならずにすんだのだろうと、その気持ちは変わらない。

統合失調症は原因はひとつではなく、もともとの脳の脆弱性+さまざまな環境因子が関係していると言われている。

https://www.mental-navi.net/togoshicchosho/understand/cause/factor.html

でも、なっちゃったんだから仕方ない。

息子の人生も、私の人生も、この先「あー良かった!こんな風に幸せになれたのは、統合失調症になったおかげだね♪」と、心から思えるような人生にしたいのだ。

最初のころ、息子が統合失調症になった事で、私の子育て期間のすべてが否定されたような気がしたけれど、そうではない。

子どもを、その時々で一生懸命育てたのだ。そして、息子が統合失調症になったけど、その後私は、かつてないほど頑張ったし、今も頑張っているし、その時々で、思いつく限りの最善の方法で対応しているんだ。

それは、間違っているかもしれないし、もっといい方法があるかもしれない。

後から、「あー、あの時こう言えば良かったんだ〜」とか、思うかもしれないけど、その時々、その瞬間には、どうすればいいか悩みながら、考え抜いた末に、ベストだと思ったことを実行してるんだ。

これが、初めから決まっていた運命だとか、思えない。思いたくない。

でも、小さな日々の、頑張ってるとか泣いたとかではなく、すごく大きな大きな流れの中で、もしかしたら、こういう運命だったのかなと思うこともある。

むしろ、病気になる運命だったのだと思った方が、気待ちが楽になったりもする。

結局のところ、『運命』というものがあるのかどうかわからないけれど、運命なのだと思った方が良い場合もあるし、運命だと思わない方が、頑張れる事もある。

何が起きようとも、諦めず、前を向いていたい。

統合失調症スペクトラムがよくわかる本

2018年6月新刊。かつて治療がむずかしい精神疾患と思われていた統合失調症。近年、治療法が進み、治らない病気ではなくなりました。希望を捨てずに前向きに治療に取り組めるように、薬物療法から社会復帰の方法まで最新情報を盛り込んで解説します。

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