何が正解か?

統合失調症の寛解までの道のりを、少しでも早めたい!ってか、

明日絶対に治るならそれ!って、誰でも思うんだけど、そんなのは無いから調べまくったりする。家族は(当事者もだけど)魔法の薬、魔法の治療方法をたえず探し続ける。

統合失調症の原因がハッキリと解明されてないし、薬の種類も多いし、中には薬のせいで廃人になったという情報もあったりする。信頼できない精神科の医者の話もあったりする。

ネットで色々出過ぎてて、何が正解かわからない。

「こんな事をしたら良くなった♪」という情報に飛びつく。「この薬が効いた!」と聞けば、それを飲ませたくなる。「この病院が良かった。この医師が良かった。」と聞けば、そこへ行きたくなる。

藁をも掴む思いだから、良くなるならなんでもいい!怪しげな壺も買っちゃう勢い(笑)

大地は、少しづつ良くなってきていると思う。大地がどんな薬を飲みどんな治療をし、どんな生活をしてきたのか。それは、過去のブログにも書いてきたけれど、それらは皆さんにお勧めも否定もできない。

なぜなら、この病気ほど、個別に対応の違う病気はないと思うから。

多くの人がなりやすい病気とかある程度メジャーな癌とかなら、薬も生活パターンも今後の見通しもつきやすい。症例がたくさんあるし、成功例もたくさんあるから。

けれど、他の臓器と違い、脳の中は繊細すぎる。目で見えないほどの小さな組織で成り立ち、微量な物質が大きく影響する。家族歴(家族の既往歴からその病気のなりやすさを推測)とか、育ちの環境とか、その時々の言葉がけや態度、行動など、その人を取り巻く様々なこと、全てが、この脳の機能に関係してくる。

だから、他のどの病気よりも、個別に見立てた治療が必要になる。

大地の治療は良かったのか?少なくとも良くなってきてるから、悪くはなかったのかもしれない。では最善だったのか?

それはわからない。

もしかしたら、大地が糖質制限してたら、もっと早く良くなったかもしれない。大地にナイアシンを飲ませていたら、劇的な改善があったのかもしれない。けれど、それらをした所で、良くなり方は変わらなかったのかもしれない。単純に、やってもやらなくても、時が経過したから、今の状態になったのかもしれない。

大地が複数人いて、1人には薬のみの治療。別の1人には薬+糖質制限。また別の1人には薬+ナイアシン。

薬+糖質制限+ナイアシン

糖質制限+ナイアシン

ナイアシン+他のサプリ

薬+寝るのみ

などなど、試したいことがありすぎて、大地が数十人必要になる(笑)

結局、何が最善か???

それはわからないのだ。

極端な話、ある薬を飲んで、翌日劇的に良くなったとしても、100%その薬のおかげとは言えないのだ。。。「この薬はみんなが効果があると言っている」という前情報のおかげで、気持ちが落ち着いたから、症状が良くなったのかもしれない。たまたま、以前から飲んでいた薬の効果が、あらわれ始めたのかもしれない。今まで飲んでいた薬と新たに飲み始めた薬、両方飲むことで、バランスよく作用して良くなったのかもしれない。 たまたま、時が満ちたのがその服薬のタイミングだったのかもしれない。

さらに、効果も人それぞれ。

上の、薬+糖質制限で劇的に良くなる人もいれば、+ナイアシンで良くなる人も。+ナイアシン+たくさんのサプリ+規則正しい生活、で良くなる人も。色々+αやったけれど、結局効果のあったのは、本当は薬だけだった(気が付かないけど)という事もある。

なので私は、安易にネットの色んな情報に流されないようにしたいと思っている。試すなら、どんな作用機序でそのようになるのか調べて納得した上でなのだけれど、中には調べても、なんで効果があるのかさっぱりわからないものもある。そういうのを試す時は、大昔の呪術を信じるのと同じくらい、疑心暗鬼なままで、神頼みと変わらない。この場合、その時良いと思ったことが、実は数十年後、やってはいけない事だったと分かる事もあるかもしれないし、○○をしていた人が軒並み短命だったとか、病気を患う可能性が有意に高くなったとか、あるかもしれない。けれど、そこまで考えだすと、何にもできなくなっちゃう。

どうする事が正解か?

それは、誰にもわからないけど、

暗中模索してたどり着いた家族に言えるのは、

やった事はすべて正解。