04 認知機能リハビリテーション その4

※お越しいただきありがとうございます。
このブログは、息子が統合失調症を発症してからの記録です。第1章から、順にお読みいただくと、経過がわかりやすいかと思います。


国立病院でリハビリを始めて、予定の3ヶ月が過ぎた。

大地は再び、MRIと心理検査を受けた。果たして結果はどうなっているのか…。

MRIについては、当初、若干だけれど脳の一部に萎縮は認められるものの、それが統合失調症の明らかな病変とは言えない程度のものだったらしい。そのため、2回目も特に変わりなく、話題に上らなかった。

心理検査の方は、記憶であったり、物事を理解する力であったり、順序立てて考える力であったりと、認知機能に関するテストのようなものだったらしい。

大地は、最初の検査の結果が、通常より若干劣るものと、病気ではない人より、あきらかに出来てしまっているものとが混在しており、全体的には、病的とは言えない程度だったらしい。

認知機能リハビリテーション終了後は、若干劣っていたものが、若干改善され、出来ていたものが、普通になっているという、検査データだけ見ると、効果はまったく分からない結果になっていた。

けれど私は、データでは分からない変化を感じていた。

まず、以前は、単語や語彙など、ひとつ覚えるのに、1日1時間勉強して、3日かかっていた。机に向かっているのを見るのが、痛々しいほどだった。

それが、1日で覚えられるようになっているようだ。

集中力や持続力、意欲について、病院の先生から聞かれた時は、大地は「別に変わらないかな…」と言っていたが、カードゲームをするいつもの友だちが、試験勉強やレポートなどがある時に、一緒にファーストフードの店で、勉強するようになっていた。

意欲は、出てきているような気がする。

そして、高校に通っていた1年間でも、その後の寝続けてた1年間でも感じられなかった「気」とでもいうのか、「力」とでもいうのか、自分から何かをやろうとする気持ちのようなものが出始めた気がするのだ。

表情も違ってきたように思う。硬い表情から、少しだけ、柔らかい表情になった。テレビのお笑い番組を続けて見られる時間も長くなってきた。

大地自身にも、他の人にも分からないかもしれない微妙な変化だけれど、私にはわかった。

リハビリ終了後も、3ヶ月後にまたMRIと心理検査を受けると言うことで、大地は国立病院のその有名な先生の元に月1で通った。先生は、警察官試験を受けたいという大地に「いいじゃない!そういう目標があるのはすごくいい事だよ。」と応援してくださった。

3回目の検査は、病院の街路樹がすっかり色付き、葉が庭に落ちて積もるほどになった11月だった。そしてその検査も、やはり期待したような結果ではなかった。

しかし、リハビリが終了した夏から、この3回目の検査までの間に、大地や私にとって、大きな出来事があった。


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