生命は

私のブログにコメントして下さったKeiさんが、紹介してくださった詩です。

とても素敵な詩で感動したので、私も紹介させてください♪

《 生命は 》     吉野 弘

生命は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい

花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする

生命は
その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ

世界は多分
他者の総和

しかし
互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず
知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときに
うとましく思うことさえも許されている間柄
そのように
世界がゆるやかに構成されているのは
なぜ?

花が咲いている
すぐ近くまで
虻(あぶ)の姿をした他者が
光をまとって飛んできている

私も あるとき
誰かのための虻だったろう

あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない

統合失調症スペクトラムがよくわかる本

2018年6月新刊。かつて治療がむずかしい精神疾患と思われていた統合失調症。近年、治療法が進み、治らない病気ではなくなりました。希望を捨てずに前向きに治療に取り組めるように、薬物療法から社会復帰の方法まで最新情報を盛り込んで解説します。

ブログランキングに登録してます。 クリックしていただくとランキングが上位に行くシステムになってます。 是非1日1クリックお願いします!
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ