精神科デイケアへの思い

職場までの通勤途中に、ビニールハウスと畑がある。

〇〇の会と、ビニールハウスに手書きの看板がかかっている。

これは、精神科のデイケアなのかな。。。いつか息子も、こういう所で土に触れながら、少しづつ回復して行くだろうか。。。そんな日が来るだろうか。。。

毎日そこを通るたびに、息子が寝てばかりの状態から、少しでも活動できるようになってくれることを祈っていた。「神様!どうか大地がこういうデイケアに通えるようになりますように!」   無宗教だけれど、願いを叶えてくれるならなんの神様でも良かった。

けれど大地は、デイケアにはまったく興味はなく、「ヤダよ!なんでそんなの行かなきゃいけないんだよ!このまま寝てればいいんじゃね?」

私が、とにかく寝て過ごせと言い続けていたからかもしれない。

内心、ホントにこのまま家から出ることなく、一生変わらず寝たままだったらどうしよう。。。と思わなかったわけではないが、もしそうなったら、それはそれでもういいか、とも思っていた。

それがどうだろう。

私はつい最近まで、このビニールハウスの横を通る時に祈っていたのに、気づいたら無意識に通り過ぎていた。

大地は今、大学に通っている。それも毎日。今日は新歓コンパだという。病気とは思えない過ごし方をしている。

ビニールハウスと畑の横を通りながら、毎日泣きながら運転し、良くなることを祈っていた日々を思い出した。